うちの子が勉強しない。
中学生の家庭学習を変える、最初の一歩
周りの子は、ちゃんと塾に通って、ちゃんと勉強してるように見える。
なのに、うちの子は…
「うちの子だけ、こんなにダメなのかな」
「私の育て方が、悪かったのかな」
そう、自分を責めてしまうお母さん・お父さんへ。
今日は「うちの子」を、観察するところから始める話をします。
まず:「うちの子だけ」じゃないんです
小6で「勉強好き」だった子は55.6%。
中1になると、38.8%まで激減します。
ベネッセ教育総合研究所の調査(5,409組)では、小学6年生から中学1年生にかけて、勉強好きの割合が17ポイント激減することが分かっています。これは、特定の家庭の問題ではなく、多くの中学生に共通する現象 です。
「うちの子だけかも」と感じている時、たぶん隣の家でも、その隣でも、同じことが起きています。情報が出てこないだけで、悩みは共通しています。
出典:ベネッセ「小中学生の学びに関する実態調査」(2014年)
「うちの子」を、決めつけずに、観察する
家庭学習を変える最初の一歩は、何かを「やらせる」ことではなく、お子さんを 観察する ことです。なぜ観察が大事か、心理学の研究から説明します。
同じ「勉強しない」でも、
原因は子どもごとに、まったく違います。
教育心理学の研究では、子どもの学習行動には大きな「個人差」があり、同じ行動の背後にある原因は子どもごとに異なることが示されています。「机に向かわない」というのは、表面の症状であって、原因(やり方が分からない/自己肯定感が低い/関心がない/環境が悪い等)はバラバラです。
心理学者アルバート・バンデューラの「社会的学習理論」では、子どもは 身近な大人を観察してモデル化 することで学びます。親が「観察する姿勢」を見せると、お子さんも自分を観察する力が育ちます。これは メタ認知の発達 につながる、重要な土台です。
参考:Bandura, A. (1977) Social Learning Theory
「うちの子」を観察する、4つの問い
解決策を考える前に、まず「お子さんが、何で勉強しないのか」の解像度を上げます。以下の4つの問いに、丁寧に答えてみてください。
いつから勉強しなくなった?
小学校時代から?中学に入ってから?特定のテストの後?タイミングがヒントになります。
どんな時は集中できる?
ゲームには集中する?好きな科目は?集中できる場面が、突破口になります。
この4つに答えると、「うちの子」だけの、具体的な改善策が見えてきます。
「最初の一歩」は、小さく
① 1日5分から始める
いきなり1時間は無理です。5分の単語アプリ、5分の音読、なんでもいい。続かない3つの理由 で書いた通り、最小ルーチンから始めます。
② 「結果」じゃなく「過程」を見る
テストの点ではなく、「机に向かった日数」を数える。これだけで、見える景色が変わります。平均点以下の親への記事 で書いた成長マインドセットの育て方です。
③ 親が、頑張りすぎない
親が全部を背負わなくていいんです。中学生が勉強しない時の本質的対応 でも書きましたが、外部の力を借りるのは合理的な選択です。
外部の力を借りる時の、4つの選択肢
| 選択肢 | 月額目安 | 「うちの子」への個別対応 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 通信教材 | 6,000円〜 | × 全員同じ | 個別性が薄い |
| 映像授業 | 2,000円〜 | × 全員同じ | 本人の意志依存 |
| 通塾型個別塾 | 15,000円〜 | ○ 個別カリキュラム | 講師の質にばらつき |
| オンライン個別 | 11,000円〜 | ◎ 毎日「うちの子」を見る | 講師との相性が鍵 |
「うちの子」を、毎日、誰かが観察する。
スタディマックスは、「うちの子だけの状況」に向き合う設計です。
テンプレで全員に同じことをやらせるのではなく、まずお子さんを観察するところから始めます。
月額¥11,000〜(税込)。「うちの子に合うかな…」というご相談から、お気軽にどうぞ。
最後に:「うちの子」と書いた時点で、もう変わってる
この記事をここまで読んでいる、ということは、お子さんのことを真剣に考えている証拠です。それだけで、もう半分以上、家庭学習は変わり始めています。
「うちの子だけがダメ」じゃありません。みんな、同じところでつまずいて、同じように悩んで、それぞれの方法を探しています。
「うちの子」を、決めつけずに観察する。それが、いちばん大事な、最初の一歩です。一緒に歩いていきましょう。